血液サラサラ検査

背景

生活習慣病の予防・改善には、受診者(対象者)が自ら予防や治療に主体的に取り込むことが重要である

現在、日本人の死亡原因として1位の「がん」に次いで多いのが「心筋梗塞」「脳卒中」などの循環器系疾患です*¹。その背景には、循環器系疾患の原因となるメタボリックシンドローム人口の増加があり、メタボリックシンドロームが進行すると、動脈硬化が進み循環器系疾患を引き起こすリスクが高くなるといわれています。

一方で、国家施策としてもメタボリックシンドローム人口の減少が注目されています*²。2008年度からは健診制度が大きく変更され、40~74歳において有病者940万人、予備軍患者数約1,020万人と言われているメタボリックシンドローム人口の減少をターゲットとし、医療保険者に対し、健診・保健指導の実施が義務化されます。 


しかしながら、生活習慣病の予防・改善には、受診者(対象者)が自ら予防や治療に主体的に取り込むことが重要であり、改善行動の習慣化には受診者にその重要性をわかり易く示し、意識と行動を変えるような動機付けを行うことが必要でした。 


このような背景の中、MCFANを用いた血液サラサラ検査*³はその検査結果のわかり易さから、患者への動機づけツールとして健診施設やクリニックなどでの導入が加速しています。

*1 厚生労働省で発表した「平成19年 人口動態統計(確定数)の概況」により
*2 厚生労働省「平成16年 国民健康・栄養調査結果の概要」より
*3 MCFANは施設設置型の血液流動性測定装置で、一般的に「血液サラサラ検査」として紹介されております

血液サラサラ検査とは

血液サラサラ検査とは、シリコンでつくった人間の毛細血管とほぼ同じ直径7ミクロンの溝に採取した血液を流し、拡大してモニターで流れを見ながら血液の通関時間を図る検査です。血液の流れは、主に赤血球の柔らかさ(柔軟性)白血球のくっつきやすさ(粘着性)血小板の固まりやすさ(凝集性)によって左右されます。上記の機能が何らかの影響で悪くなりますと、血液の流れがドロドロ状態となり、詰まりやすくなります。

あなたの血液はサラサラですか

最近ようやく一般向けに急速に拡散され、今は誰もが検査を受けらるようになりました。「血液サラサラ」がこれだけブームになると、一度は自分も血液の流れがどうなっているのかこの目で見てみたいと思うはずです。本検査は、一定量の血液が流れる時間といった数値的な情報だけでなく、視覚的情報として血液の流れを受診者に対し示すことで、受診者への説得力を高めることができるので生活習慣病予防・改善の動機付けツールとして役立ちます。

サラサラ血液の例

ドロドロ血液の例

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